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2024.02.20

そういやゲ謎に何だかんだ行けてなかったんで、週末に行こうと思います。
もうすぐ上映終わりそうだし…。
「青春と読書」のエッセイで須賀先生も爆推ししてたので…(お前…)
今月のエッセイ読んで須賀先生の書く喫煙者キャラといえば、私の中ではロードのイメージなんですよねどうしても…。
私は喫煙者じゃないし周りにもおらんのですが、創作物においてのタバコって扱いやすくて良いアイテムだよね〜というのにはしみじみ共感しました。
二次創作の上でも便利アイテムすぎてロードにタバコ吸わせがちなんですよね…。

以下は最近読んだ本の感想です。


『古本食堂』
某雑誌の書評が気になって読んだ。
神保町に住んでいた兄の古本屋を突然継ぐことになった主人公が、上京してそこでいろんな人々と交流していく話。
連作短編で読みやすかった。
気になった食べ物はカレーパンですかね…一番美味しそ〜てなった。偏屈社員くんが好きです。
主人公の一人称が「あたし」だった為せいぜい40代くらいだと思ってたんですがどうも還暦は超えてるぽくて最初混乱した。
概ね楽しく読んだのですがどうも主人公周りの恋愛観にイマイチピンときませんでした。
特に相手の男性に関しては、自分の妻の介護ヘルパーとして働きにきてる女性に恋愛感情抱くのはちょっとそれは…アリなのか…?
長年連れ添った妻に対してそれは結構酷くないかな〜というのが素直な感想です。
兄の恋人の件は否定するでもなく大袈裟になるわけでもなく自然で良かったのですが。
気にしすぎな気もするけど上記の描写が気になってあんまし人物が老成してる感じがしなかったのが残念です。
他の部分は面白かったんで好きな部類の作品ですが。

『かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖』
実在した芸術家たちが宴の席で話した不思議な話を料理店の女給が解決する話。
タイトルに耽美とはありますが、男性作家っぽいというか筆致はあくまで理論的で淡々としているので、好みは分かれそうかなと思いました。
あくまで理論づけて説明するかと思いきや、ラストの話は本当に説明のつかない超常現象なのかも…?ていう示唆があったのがTRICKぽくて良かったです。
短編なので仕方ないけど、もう少し事件を深掘りした描写も欲しかったなーと思いました。
正直オチが弱いかも…と思った話がいくつかあったので…。
あとは芸術家たちの青春描写に軽率に萌えてしまいました…今しかない仲間との青春…!感じがたまらんかった。
北⚫︎白⚫︎萌えの人は読んだほうがいいです(主語がデカいようで狭い発言)

畳む


#本の感想

感想

2023.06.01

最近読んだ漫画とか小説の感想です。



『奇談蒐集家』
帰省のお供に購入した短編集。
私は実家がドがつくほど僻地にあるんで、いつも適当に短編集を買って片道の移動時間で読むということをしている。
本の内容はすごーーくライトなミステリだな…という印象。
謎自体もミステリ慣れしてる人だったら簡単な部類で、大体オチが読める展開が続きます。
「あーやっぱそうだよね」と予想を裏切らない話が多くて途中までぶっちゃけ退屈だったんですが、最後の一編で全ての話の見方が変わるのが面白かった。
詳しくは書きませんがこういうのが小説ならではだよな!と最後の最後でグッと来た。
これ映像とかになると逆に旨味が薄れるタイプの話だと思います。
終盤で読者側の価値観ひっくり返すような仕掛けある本は好きだな〜!
あと面白いなと思ったのはいろんな登場人物が同じ場所について地の文で説明するんだけど、それぞれが違った視点でものを見てるのが伝わってあーきちんと書き分けられている…となりました。こういう描写の仕方は好みです。
創元推理文庫はこういう読みやすい短編シリーズ多いからおすすめです。

『かわいすぎる人よ!』
WEB広告見て気になって購入した漫画。絵柄がメッチャスキ。
主人公メイちゃんとめちゃくちゃ可愛い顔面をした叔父さんの日常を描いたお話。
この漫画とにかく可愛い〜〜!!良い家族ものです。
メイちゃんがこんなに良い子でみんなから好かれる子に育ったのは、叔父さんがお姉さんから受けた愛情をそのままメイちゃんにあげてるからなんだろうな。愛情とかポジティブな感情の連鎖って良いよね。いやネガティブな感情の連鎖も嫌いではないですが…(ただのヘキ)
お気に入りの話はカバンのエピソードかな。最後の大ゴマでメイちゃんにとって叔父さんがどんなに温かくておっきな存在だったのかが伝わって涙出そうになる。
まだ一巻しか出てなくて語られてない部分も多いとは思う。続刊も楽しみです。
このほのぼのとした日常感が好きだからあんまりシリアスになりすぎないで欲しいな〜。

『ダンダダン』
ジャンプラで全話無料だったので一気読みしてしまった。
絵がめちゃくちゃ上手いし面白い。話はなんというか結構カオスすぎて一言では言い表せないがつい読んでしまう勢いがある…なんだこの漫画…。
オカリンはいい主人公で読んでて好感が持てる。こういう元がおとなしめの主人公は描き方によってはなんやこいつ…て印象持つんですけどオカリンは程よくて好きだ。
カオスなオカルトバトル漫画かと思えば普通にボーイミーツガールもしてるしラブコメとしても楽しめるの良い。
どう見てもダサい格好のはずなのに作者の人のデザインセンス(と画力)が強すぎてカッコよく見えるの笑う。ブリーフなのに…。
とんでもないとこで話が終わってたので続き楽しみです…。

『幼稚園WARS』
こっちもジャンプラで一気読みした。
なんか今更だけど作風の幅がひろいよなージャンプラ。
殺し屋のギャグマンガなんですけど割と軽いノリで人が死ぬ。絵が可愛い。
終始ギャグに徹するかと思えばシリアスな設定もあり、分かりやすくエンタメ作品て感じ…途中で敵の殺し屋の女の子が死ぬ話があり、割とシリアスな話なんだがそれは主人公が殺してきたイケメンの殺し屋たちと何が違うんだ…?と若干?となってしまった。
モブの死をいちいち描写してたらキリないし読者のメンタルやられるだろうからええんですけどね!!
ダグ先輩は公式でヒロイン扱いぽくて笑いました。お前がナンバーワン(ヒロイン)だ…。
畳む


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